仙台市連合町内会長会正副会長が奥山仙台市長と懇談しました。
11月13日(水)午前、仙台市連合町内会長会正副会長等が奥山仙台市長を訪問し、懇談を行いました。 懇談では、阿部会長から、本会の今年度の重点事業である「地域版避難所運営マニュアルづくりの励行」「町内会の活力向上策の専門検討」「他都市自治会連合会との連携強化」の進み具合についての説明を行いました。
この中で、阿部会長は、地域版避難所運営マニュアルづくりについて、地域によってはマンパワー不足や地域団体等との連携の取り方などの問題に直面して苦労しているところがあるが、この取組みは、東日本大震災の教訓を踏まえたとても大切なものであり、各区の連合町内会長協議会ごとに「平成26年度末までのマニュアルの作成完了とそのマニュアルによる訓練実施」を目指して努力して行こうと考えていることを説明しました。また、町内会の活力向上策の検討については、地域版避難所運営マニュアルづくりで芽生える地域団体間の協力・連携の力を新しいコミュニティづくりにつなげていきたいということ、さらに他都市の自治会連合会との連携強化については、今年8月に実施された県内各市町村の自治会・町内会などの活動実態調査結果や報告・懇談会の結果などを生かして、これをもとに更なる情報交換などを通じて、県内の自治活動の発展のために尽くしていきたいという話しをしました。
これに対し、市長から、大変重要な取組みにあたっていることについて、謝意がありました。とりわけ地域版避難所運営マニュアルづくりはとても重要であり、これを成し遂げるかどうか、成果を上げられるかどうかは非常に大事であり、一部に課題のある地域もあると思うので、ぜひ、カバーし合いながら全体的に仕上がることを願っているが、今日の懇談で皆さんの情熱が伝わってきたと話されました。このマニュアルづくりを通じて個々の団体中心の活動から地域との連携型の活動が強まっていくことは望ましいことであり、防災・減災活動や災害時要援護者支援をはじめ、環境美化活動などでも連携が進み、全体的な地域づくりが行われることが望ましいと話されました。
その後、東北楽天の日本シリーズ優勝の話になり、被災地にとってとても喜ばしいこと、監督・選手たちの頑張り、観客のマナーの良さなどが話題となった後、これからもいろいろなところで一緒に頑張りましょうということで懇談が終わりました。
掲載日:2013/11/19