川崎市全町内会連合会の視察がありました。
平成25年10月17日(木)川崎市全町内会連合会の視察がありました。
川崎市全町内会連合会は、神奈川県の北東部に位置し、多摩川を挟んで東京都に隣接し、東京都と横浜市と挟まれている都市に立地している、川崎市内の606の町内会・自治会から構成されている連合会です。川崎市は本市の泉区とほぼ同じ面積ですが、144万人を超える人口を擁し、今でも毎年1万人位ずつ人口が増えているということで、437,099世帯が町内会に加入しています。
当連合会は、「安全で安心できる住みよい地域づくり」を目指し、行政など関係機関と協働して区町連との連絡調整及び町内会・自治会相互の連携と友好を深めながら、活動上の問題についての調査研究や助言/全町内会大会/他都市視察研修/友好都市交流活動/研修活動・住民活動費の助成(各区町連へ)など行っていますが、その役員研修視察先として、東日本大震災地域の現状を視察しながら、本市の地域版避難所運営マニュアルづくりの取組みを、今後の安全安心のまちづくりに参考にしていこうということで本会を選んだということでした。
当日は、佐伯会長ほか役員10名、随行職員3名、計14名の訪問を受けました。会場となった青葉区内庄建上杉ビル3階会議室で、午後1時過ぎから3時30分近くまで、次のような視察研修が行われました。
○ 挨 拶 川崎市全町内会連合会会長 佐伯喜代志 様
○ 歓迎の挨拶 仙台市連合町内会長会会長 阿部欣也
○ 出席者紹介 お互いに自己紹介
○ 事例紹介 @「仙台市の町内会活動について」(25分)
仙台市連合町内会長会庶務理事 井上範一
A「地域版避難所運営マニュアルづくりについて」(20分)
仙台市連合町内会長会副会長 島田福男
○ 質疑応答(60分)
〔主な質疑応答事項〕
@ 大型マンションの町内会や自治会について
A 東日本大震災時の避難所運営への行政の関わりの実態について
B 東日本大震災時の指定避難所施設管理者との連携の実態について
C 仙台市の自主防災組織について、また、東日本大震災時の活動実態について
D 震災時の行政と地域との役割分担について
E 災害対応の基本的なしくみについて(川崎市との違いについて)
F 帰宅困難者対策について
G 震災前の地域版避難所運営マニュアル及びマニュアルづくりの進捗について
H 地域における安否確認の仕方について
I 川崎市連合会と仙台市連合会の予算比較について
○ お礼の言葉 川崎市全町内会連合会副会長 石井康昭 様
○ 閉 会
当日は、連合会より貴重な土産品を頂戴しました。
また、秋保温泉にご宿泊いただいたほか、沿岸部の被災地を視察いただきました。
今回の視察をきっかけに今後、ますますの親交を深めていこうということで再会を期してお別れしました。
掲載日:2013/11/05