茨城県日立市コミュニティ推進協議会の視察がありました。
平成29年2月10日(金)茨城県日立市コミュニティ推進協議会の視察がありました。
日立市では、市内23か所に交流センター(コミュニティセンター)を設置し、学区(地区)ごとに町内会を中心に地区内の各種団体により組織されているコミュニティ組織(ほとんどの地区がコミュティ推進会という名称)が設けられ、その組織が指定管理者としてセンターの運営管理のほか、きれいなまちづくり、自主防災、青少年育成、福祉など多岐にわたる地域づくり活動が進められています。
当協議会は、40年を超える活動歴があり、平成27年11月には、全国社会福祉大会で共同募金活動に著しく貢献した団体として(社福)中央共同募金会から表彰されていますが、毎年度の市長との定例的な懇談会や要望書を通じたそれぞれの地区の共通課題・ニーズの解決など、行政と当協議会の協働が効果的に進められているということです。
今回は、東日本大震災発生時の対応と現在の復旧状況、行政との連携や協働、町内会の活動状況などについて視察し、今後の協議会活動に役立てたいということで本会を選んだということでした。
当日は、志賀会長ほか役員等18名、事務局職員3名、計22名の訪問を受けました。会場となったアーバンネット勾当台ビル3階会議室で、午前10時から11時30分まで、次のような視察研修が行われました。
○ 挨 拶 日立市コミュニティ推進協議会会長 志賀勝弘 様
○ 歓迎の挨拶 仙台市連合町内会長会会長 吉川時夫
○ 出席者紹介 出席者名簿による紹介
○ 事例紹介
@「仙台市連合町内会長会について」
A「仙台市太白区における東日本大震災の対応事例と震災を踏まえた新たな取組みについて」
B「仙台市の地域版避難所運営マニュアルづくり、町内会活力向上策、東日本大震災の総括について」
以上について、菅井庶務理事、堀江副会長、相沢事務局長より説明。
○ 質疑応答
〔主な質疑応答事項〕
@ 人材育成システムモデル事業について
A 地域の防災設備について
B 町内向けの市の補助金について
C 選挙への町内会の関わりについて
D 被災地や復興公営住宅等のコミュニティづくり町内会活動について
E 若者向けの啓発活動等について
○ お礼の言葉 日立市コミュニティ推進協議会副会長 石川諒一 様
○ 閉 会
今回の視察は、本会訪問だけでなく、宮城野区などの防潮堤などの建設状況の見学も行われました。
当日は、推進協議会より貴重な資料や土産品を頂戴し、記念写真の撮影も行われました。
今回の視察をきっかけに今後、ますますの親交を深めていこうということで再会を期してお別れしました。
掲載日:2017/03/08