平成28年度仙台市連合町内会長会第6回活動費のあり方検討委員会が開催されました。
平成29年1月23日(月)市役所二日町第四仮庁舎9階市民局会議室において、平成28年度仙台市連合町内会長会「活動費のあり方第6回委員会」が開催されました。
当日は、委員9名が出席(1名欠席)しました。報告、議題、資料及び結果は、次のとおりでした。
【報告】
(1)第5回委員会の記録(要録)について
【議題】
(1)前回までの検討内容の確認(第1回〜第5回の検討経過の確認)
(2)検討内容の取りまとめ方向について
(3)第3回役員会における自由討議について
【資料】
資料1 第5回委員会記録(要録)
資料2 活動費のあり方に検討内容の取りまとめ用資料
資料3 検討内容の取りまとめ方向
同関連資料 仙台市連合町内会の会費の見直しについて
仙台市連合町内会長会の今後の経費の見通しについて
討議結果の概要は次のとおりです。
【報告】
(1)第5回委員会の記録について
記録の内容が了承されました。
【議題】
(1)前回までの検討内容の確認(第1回〜第5回の検討経過の確認)について
@検討経過が確認されました。
A第5回委員会で出た結論の方向性に関する正副会長会の感想について次の意見が出ました。
○正副会長会は、今回の検討のことがよくわからないで感想を述べているのではないか。
○本件に関する結論は、正副会長会が決めるのではなく役員会である。正副会長会が決めるべきではない。
(2) 検討内容の取りまとめ方向について
委員会として、以下のようなまとめを行い、今後の調整は委員長に一任し、調整された結果を後日委員に送ることが確認されました。
@今後の活動のあるべき基本的な方向性について
○現在掲げている重点項目は、「6.活動費のあり方の検討」を除いてどれも大事である。ただ、これらを具体的に実現する上で予算化の段階になって議論の的となる。
○全国自治会連合会や他都市自治会連合会との連絡提携の強化が大事ということが共有されたとしても、どのように強化していくか。例えば、東北ブロックの加入促進や全国自治会連合会全国大会開催、宮城県自治会連合会活動などについては、委員の中でも価値観の違い、賛否の意見があり、そのための予算を増やすことや会費値上げなどを図ることには慎重を期す必要がある。
A支出予算の見直しについて
●次年度4月分の経費に充てる財源確保について
○次年度4月分の経費に充てる財源を確保するため、今後、新しい支出科目として「次年度繰越金」を設けるようにする。
(次年度4月分の主な経費に充てるための次年度繰越金を設ける必要性)
4月には、監査会費、正副会長会費、嘱託職員の報酬、全国自治会連合会常任理事会の旅費、その他の固定経費の支払いがあるが、市の補助金が入るのは早くて4月末であり、一時借入をすることもできないので、一定の繰越額がないと対応できない。
これまでは、不用額(繰越金)がある程度出ていたため対応できていたが、予算
どおりの執行が成されるとそれに対応できない予算書になっていた。
●従来よりも支出額が増える項目の想定について
○会長及び事務局の全国自治会連合会の会議等出席旅費。
会長が全国自治会連合会の副会長に就任したことにより、これまでよりも多くの会議等に出席しなければならなくなり、そのための旅費が増える。
※主な会議等
現在行われている、「第1回・第2回の理事会」「第1回〜第4回の正副会長会と常任理事会(そのうち2回は理事会開催日と同日)」「表彰者選考委員会」「総務省への陳情・要望等」
○総務大臣表彰者及び全国自治会連合会表彰者旅費。(随行事務局を含む)
平成28年度より総務大臣表彰の受賞人数が2〜3人となることが見込まれ、これまでは全額を予算で対応してきており、そのための旅費が増える。また、全国自治会連合会表彰の受賞人数が2〜3人程度見込まれる。
●増額が見込まれる支出額への基本的な対応について
○会費の値上げや仙台市からの補助金の増額により対処することも考えられるが、今回は、経費の削減により対応することを提案する。
○少数意見として、会費の値上げによる対処も考えるべきとの意見あり。
●経費削減策について
○費用弁償に関する規程を改正し、一律に半額の1,000円とすることを提案する。
○総務大臣表彰などの旅費は、受賞者に対し10千円程度のご祝金を支出する。
金額は、旅行先がどこでも一律にする。なお、区連協が手当するかどうかは区連
協に任せる。
○組織運営対策費として計上されている区連協や地区連合町内会向けの補助金については、ほとんど実績がないことから、全区が申請できる金額を計上していた方法を改め、10万円程度(2区分程度)を計上するやり方とすることを提案する。
※全自連の会議に会長のみ出席し、旅費を軽減すべきという意見の取り扱い
会長は、単位町内会長、地区連合町内会長、区連合町内会長協議会長、市連長会
長と多忙な身であり、その方に会議の報告やらを全部務めさせるというのは大変
酷で、他の都道府県の役員などもほぼ事務局がついてきて、負担の軽減を図って
いるので、従来どおりとする。
B収入予算の見直しについて
○若林区と太白区の会費の見直しの例を確認したり、少数意見として会費の値上
げによる対処も考えるべきとの意見があがったりしたが、町内会の会費負担を
重くすることにより、退会者が出てしまうなどの悪影響が起こりかねず、また、
区連協も会費値上げに対応できる財政力もないことから、これまでの整理のと
おり会費の見直しはしないこととし、今後、必要に迫られたら改めてこのよう
な委員会を設置して検討するようにしていただくことを提案する。
○事務局から、もう少し広範な検討を行ったことを示すためにも、資料3関連資
料により、どのような状態になったら会費の値上げや見直しを行うべきかの意
見や、見直すとすれば、大事なポイントは何かをまとめておく必要があるので
はないかなどの提案があったが、その検討は行う必要がないことが確認された。
そして、今回で検討を終了することを確認して散会しました。
掲載日:2017/03/08