熊本市内校区自治協議会の皆様に地震義援見舞金を届けました。
12月21日(水)、仙台市連合町内会長会吉川会長が熊本市を訪問し、仙台市内の多くの地区連合町内会とと単位町内会から寄せられた義援見舞金を届けました。
今年4月中旬に発生した熊本地震は、多くの市民に大きな被害を与えました。未だに避難生活を強いられているなど、日常を取り戻せない状況が続いています。
このことは、東日本大震災で大きな被害を蒙った私達にとって、他人事ではありませんでした。
そこで、正副会長会や役員会で慎重に協議の上、大震災から5年が経過したとはいえ、私達の仲間内にあって未だに復興途上にある方々が大勢残ってはいるものの、支援の手を差し伸べる必要があるということで、7月〜8月にかけて地区連合町内会や単位町内会に義援見舞金の協力を呼びかけました。
なお、この義援見舞金のお願いは、東日本大震災の際に全国自治会連合会とともに、政令指定都市の岡山市連合町内会より、多額の義援見舞金を頂戴した経過があり、このことが本市町内会の立ち直りに向けて様々な形で大きな支えになった経験があったことから、このことを踏まえ、熊本市の被災市民などではなく、市内の校区自治協議会に届けることにより、これが今後の地域の防災・減災活動のために役立つことにつながれば幸いという思いで進めました。
その結果、すでに自主的にいろいろな方法で義援金を届けているところが多数ありましたが、多くの町内会から総額で、「3,708,277円」が寄せられました。
ただ、熊本市には仙台市のような区レベル、全市レベルの町内会の連合組織がなかったために、義援金を受け入れていただく体制を整えるのにある程度の期間を要しました。しかし、その体制が整い、私どもにとりまして大変重要な「全国自治会連合会宮城県仙台大会」が終了したところを見計らって、このたび、吉川会長が仙台市から地域政策課長の同行を得て、無事届けるに至りました。
当日は、年末の大変多忙なところでしたが、熊本市から西島市民局長ほかにご対応いただきました。
掲載日:2016/12/27