平成28年度全国自治会連合会宮城県仙台大会が開催されました。
平成28年11月10日(木)午後、16年ぶりに仙台市国際センターにおいて全国大会が開催されました。当初予定されていた三重県の辞退に伴う臨機の開催でした。それでも、東日本大震災の際に全国各地から受けた大きな支援への恩返し、宮城県自治会連合会の誕生記念、という2つの大義・好機があったほか、前回はなかった宮城県自治会連合会の参画、宮城県、そして、仙台市内の多くの町内会や企業・団体の支援があっての開催となりました。
◆大会式典
第一部の大会式典会場となった大ホールには北は北海道、南は沖縄県まで、全国から900名を超える町内会・自治会長、役所職員、来賓が参集しました。
開会に先立ち、歓迎を込めて聖ドミニコ学院小学校児童約40名によるオープニングコーラスが披露され、その後昨年から全国自治会連合会副会長に就任している吉川時夫大会実行委員長(本会会長)からの開会のことばをもって開会しました。その後、次のように進みました。
・鈴木光二会長挨拶
・村井嘉浩宮城県知事(開催地知事)挨拶
・奥山恵美子仙台市長(開催地市長)挨拶
・内閣総理大臣メッセージ披露
・総務大臣(代理)祝辞
・全国自治会連合会表彰(全97名)
・大会宣言
・叙勲受章者紹
・次期開催地(大阪府東大阪市)挨拶
・閉会のことば
と続きました。
宮城県の表彰者は、仙台市5名、白石市6名、利府町5名合計16名でした。
◆活動発表
続いて、大会初の「全国7ブロックの特色ある活動発表」が行われました。
発表内容は次のとおりです。
○北海道ブロック
「ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動」
(社)北海道町内会連合会主査 吉 村 美由紀さん
○東北ブロック
「東日本大震災から学んだ地域防災」
仙台市連合町内会長会庶務理事 菅 井 茂さん
○関東ブロック
「希望が持てる老後を目指して」
宇都宮市緑が丘地区連合会会長 金 田 貞 夫さん
○中部ブロック
「遠州灘防潮堤建設と交通事故ワースト1脱出作戦」
浜松市自治会連合会会長 齋 藤 正さん
○近畿ブロック
「日本一安全で安心して暮らせるまちを目指して」
京都府八幡市自治連合会会長 上 原 嘉 昭さん
○中国・四国ブロック
「造山古墳を活かしてふるさとづくり」
岡山市加茂学区連合町内会会長 定 廣 好 和さん
○九州・沖縄ブロック
「要援護者さんと共に早期に避難行動」
大分県日田市吹上町自治会会長 行 村 孝さん
◆交歓会
午後6時から展示棟で開催された交歓会では、県内特産の食材に舌鼓を打ち、 「仙台すずめ踊り伊達の舞2016」「さんさ時雨」「多賀城太鼓」「雄勝町伊達の黒船太鼓」「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」のアトラクションに興じ、都道府県を越えた豊かな交流が和やかに行われました。
◆現地視察
翌日、仙台市内、白石・蔵王、東松島・松島、石巻の4コースに分かれ、名勝地や震災対策施設(避難タワー)、メモリアル施設等の視察が行われました。
掲載日:2016/12/27