平成28年度 仙台市連合町内会長会会員研修会が開催されました
平成28年度仙台市連合町内会長会会員研修会が開催されました
平成28年6月1日市内パレスへいあんにおいて、平成28年度仙台市連合町内会長会定期総会に引き続き会員研修会(会員96名、市職員等20名出席)が開催されました。
今回は、「各区連合町内会長協議会の活動概要と当面の諸課題について」を研修テーマに掲げました。
仙台市内の5つの区連合町内会長協議会は、平成元年度の市の政令指定都市移行に伴って発足し、これまでそれぞれに区の特性を生かした活動が展開されてきましたが、これまでの間、直接的に「各区連合町内会長協議会の活動概要と当面の諸課題」について情報交換し合う機会は持たれてきませんでした。
そこで、改めて、今回のテーマについて区ごとに発表し合い、今後のより一層の連携強化につなげて行こうということになりました。
5つの区の発表や質疑応答を通じて、改めて他の区でどのような課題に直面しているか、どのような活動を行っているかなどをわかりやすく知ることができ、参加者にとってとても有意義で参考になる研修会となったようです。
以下に、5つの区の発表の概要をご紹介します。(目安は各15分ずつ)
≪青葉区連合町内会長協議会≫
発表者 青葉区連合町内会長協議会副会長 渡 邉 剛 伯 氏
発表方法 パワーポインター原稿(モノクロ)9スライド
【主な発表内容】
○区連協の組織
○中心市街地を抱え、町内会の加入率が70%台後半まで落ち込みつつある青葉区において、防災とコミュニティづくりを関連づけてマンション居住者の町内会加入促進を図るため、平成25年度から区連協の中に「防災担当理事」を新設した。
○防災担当理事は、これまで地域防災に関するアンケートやマンションのコミュニティ形成促進に向けた取り組みを行ってきた。
○その一環として、「もっと住みやすく、もっと安心に」の冊子を作成し、区内全町内会、マンション、管理組合連合会等の関係機関ほかに配布し、マンションにおけるコミュティ形成の促進、町内会加入・設立のサポートに取り組むことの紹介。
≪宮城野区連合町内会長協議会≫
発表者 宮城野区連合町内会長協議会副会長 井 上 範 一 氏
発表方法 口頭
【主な発表内容】
○区連協の組織、主な活動
○町内会には高齢化のため、班長のなり手がいない状態のところもある。
○各種募金の徴収方法について、会員はどのような方法を望むのかについてアンケートを行ったことなどの紹介。
≪若林区連合町内会長協議会≫
発表者 若林区連合町内会長協議会会計理事 近 藤 忠 美 氏
発表方法 A4判1ページ
【主な発表内容】
○区連協の概況、主な行事
単位町内会活動の手引き作成・配布・単位町内会長移動研修会/単位町内会長研修会・市長との懇談/若林区まちづくり協議会との連携
○課題
・地下鉄東西線開通に伴う、新しいまちづくりへの取り組み
地下鉄の利便性/地下鉄輸送に伴うバス輸送へのさまざまな課題の発生
・復興公営住宅と町内会の関連(町内会設立への取り組み)
・町内会運営上における人材確保
役員の高齢化/町内会への意識低下/行政からの助成金の減額
≪太白区連合町内会長協議会≫
発表者 太白区連合町内会長協議会副会長 山 口 強 氏
発表方法 パワーポインター原稿(モノクロ)5スライド
【主な発表内容】
○区連協の概況、主な行事
総会/全体会(年3回)/役員会(年5回)/移動研修会/新任町内会長研修会
○協力事業
仙台市連合町内会長会 定期総会、役員会、役員研修会
地域活動推進委員会 正副委員長会(年4回)、委員会(年3回)、研修会
○平成28年度の主要事業
町内会活力向上策第1期〜第3期のテーマごとの事例集作成/復興公営住宅の支援/地域活動推進委員会との連携による災害対策の向上
○課題
区連協会費算定方法の改定/SBL受講者との連携
≪泉区連合町内会長協議会≫
発表者 泉区連合町内会長協議会副会長 傳 野 貞 雄 氏
発表方法 A4判1ページ
【主な発表内容】
○新任単位町内会役員研修会
○単位町内会長研修会(1泊2日)
○連合町内会長研修会(1泊2日)
○泉区選出市議・県議との懇談会
○区連協だより
〔主な質疑応答〕25分(2名より)
○災害時要援護者支援の取り組み内容について(青葉区向け)
○各種募金の徴収方法のアンケートの内容について(宮城野区向け)
○区連協会費の見直し内容について(太白区向け)
○区連協会員と区選出市議・県議との懇談内容について(泉区向け)
○泉区連協だよりについて(泉区向け)
掲載日:2016/07/12