岡山市連合町内会の視察がありました
平成26年7月16日(水)岡山市連合町内会の視察がありました。
岡山市連合町内会は、岡山県の中南部に位置し、平成21年4月に政令指定都市に移行した岡山市の95の地区連合町内会から構成されている連合会です。岡山市は本市とほぼ同じ面積ですが、約70万人、約312,000世帯のうち約84%が町内会に加入しており、町内会の加入率はほぼ仙台市と同じです。
当連合会は、昭和38年2月に創立され、すでに50周年という半世紀の歩みを刻み、住民自治活動の充実・発展と、市政の発展に多大なる貢献をしてきています。
主な活動として「平穏で安らぎのある良好な地域社会の維持及び形成」に向けて、行政など関係機関と協働して魅力溢れる「まちづくり」や大型イベントへの参画/会員の資質向上についての取組み/市長・幹部及び教育長との懇談/産学官及び各種団体との交流・連携/姉妹交流提携の促進と郷土史の顕彰/全国自治会連合会・岡山県自治会連合会との協調/広報活動の充実と市民情報化の推進/町内会・自治会への加入促進活動/岡山市町内会長等懇談会の開催/顕彰などを行っていますが、役員(常任理事)研修の視察先として、東日本大震災地域の現状を視察しながら、本市の町内会活動や地域版避難所運営マニュアルづくりの取組みなどを、今後の活動に参考にしていこうということで本会を選んだということでした。
当日は、目黒会長ほか役員10名、事務局職員2名、計12名の訪問を受けました。会場となった青葉区内庄建上杉ビル3階会議室で、午前10時から正午近くまで、次のような視察研修が行われました。
○挨 拶
岡山市連合町内会会長 目黒宏平 様
○歓迎の挨拶
仙台市連合町内会長会会長 阿部欣也
○出席者紹介 お互いに自己紹介
○事例紹介
@「仙台市の町内会活動について」(30分)
仙台市連合町内会長会庶務理事 井上範一
A「東日本大震災での体験等について」
〜地域版避難所運営マニュアルにふれて〜(30分)
仙台市連合町内会長会副会長 島田福男
○質疑応答(34分)
〔主な質疑応答事項〕
@ 区連合町内会長協議会の活動状態について
A 認可地縁団体(法人取得)が比較的少ない理由について
B 財産区の状況について
C 災害対策上の大学や学生との連携の実態について
D 地域防災における行政と地域の主体性の持たれ方について
E 地域版避難所運営マニュアル作成における市の避難所運営担当課と地域の協働の状況(主体性の持たれ方)について
○お礼の言葉
岡山市連合町内会副会長 大和田黎子 様
○閉 会
当日は、連合会より貴重な土産品を頂戴しました。
また、震災があった年に当連合会より多額の見舞金(義援金)を頂戴した経緯があったことから、前夜、正副会長会有志6名等が視察参加者と夕食会を行うなどの対応をさせていただきました。
今回の視察をきっかけに今後、ますますの親交を深めていこうということで再会を期してお別れしました。
掲載日:2014/07/29